2023-04-11

カカオのパワー

幸せの味がするチョコレート。こんなに世界中で老若男女に愛される食べ物はなかなかほかにはないかもしれません。

チョコレートの原料としておなじみのカカオ。これもスパイスの仲間です。

紀元前1500年より前にメキシコ南部の文明で利用されていた証拠があり、その後マヤ文明に伝わったカカオはマヤ人により栄養剤として食べられていました。
マヤ人はアステカ族との取引にカカオを用い、アステカ族はカカオを甘くないドリンクに加工し始めました。

16世紀。この地域にやってきて侵略したスペイン人はカカオにキビ糖で甘みをつけます。
1585年、ヨーロッパにカカオ豆がやってきた最初の記録があります。それから1世紀もたたぬうちにチョコレートドリンクはヨーロッパ中で飲まれるようになります。
それはコーヒーや紅茶よりも早かったのです。

固形のチョコレートはイギリスの会社が1847年に世界で初めて発売しました。

中南米が原産ですが現在は50%以上がコートジボワールとガーナで生産されています。インドネシアやベトナムなど東南アジアの生産地も増えています。

スーパーフードとしても注目されているカカオ。75%以上の高カカオのチョコレートを毎日30g食べることで体の劣化を防いでくれるとも言われます。これはカカオが持つポリフェノールの働き。ポリフェノール含有でよく知られる赤ワインの16倍以上のポリフェノールを含みます。

アンチエイジングのためにも毎日30gの高カカオチョコレートを食べてみるのがおすすめです。健康効果のためにはミルクチョコレートではだめですよ。

カカオは食物繊維も豊富なので便秘にもよいそう。あとは腸内の善玉菌を増やすカカオプロテインというのも含まれています。
そして何よりチョコレートを食べる時の多幸感…まさに魅惑の食べ物です。

ローストしていない生のカカオニブはやや苦味がある以外は味がしません。砂糖を混ぜずによりカカオの香りを引き出したいときは、140℃のオーブンで10〜15分ローストすると風味が増し、ナッツのような香りも出ます。

私たちはカカオというと甘みのものにしか想像できませんが、外国のレシピ本にはカカオを粗挽きしたものを肉にすり込んでグリルしたり、イカの揚げごろもにしたり、というものが出てきます。ナッツの感覚で料理に使えそうですね。

アーカイブ

カテゴリー

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です